米Amazon Web Servicesは、クラウド上に構築した独自アプリケーションのアクセス制御を可能にするサービス「Amazon Verified Permissions」のプレビュー版を11月28日(現地時間)に公開した。
Amazon Verified Permissionsを利用すると、クラウド上に構築した独自アプリケーションのユーザーひとり一人について、どのような操作が可能か、どのデータにアクセスできるか、どの時間帯にアクセスを許可するかなどといったことを細かく設定できる。Amazon CognitoのようなIDプロバイダーを利用することもできる。
そして、Amazon Verified Permissionsでは、以上のような権限設定に「Cedar」という独自言語を使用する。Amazon Verified Permissionsを利用すれば、認証やアクセス制御の機能を独自アプリケーションに持たせる必要がなくなる。
Amazon Verified Permissionsのプレビュー版は、米国東部(オハイオ)、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、アジアパシフィック(東京)、欧州(アイルランド)の5リージョンで利用可能だ。まだプレビュー版という扱いになっているため、AWSはAmazon Verified Permissionsのユーザー数を限定している。試用希望者は、Webサイトでユーザー登録を済ませ、招待が来るのを待つ必要がある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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