ゲーム業界で行われているデバッグは「バグ探し」としてのみ認識されており、それだけでは品質を担保するのが難しくなっている。そう語るのが『ゲームをテストする』の著者で、約20年で100以上のタイトルやプロジェクトのテストや品質支援に携わってきた花房輝鑑さんです。花房さんが取り組んできたのはゲームデバッグに代わる「ゲームテスト」。ゲームの品質管理には、ソフトウェアテストの手法を取り入れたゲームテストが欠かせません。今回は本書から、なぜゲームデバッグからゲームテストへ移行しつつあるのか、そしてゲームテストを支える考え方である「ソフトウェアテストの7原則」を紹介します。
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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花房 輝鑑(ハナフサ テルアキ)
1980 年生まれ。AIQVE ONE 株式会社技術支援部部長。JSTQB Advanced Level TestManager、IT検証技術者認定試験(IVEC)レベル5などを保有。2001 年にゲームパブリッシャーの品管で初めてゲームデバッグに従事して以降、ゲーム業界と非ゲーム業界を行き来して現...
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