米GitLabは、同社の開発するGitリポジトリマネージャGitLabの最新バージョンとなる、「GitLab 15.7」を12月22日(現地時間)にリリースした。
「GitLab 15.7」では、ネイティブCLIとしてオープンソースプロジェクトのglabを採用し、アプリケーションやタブを切り替えることなく、GitLab上でのGitとコードの統合を実現している。
エージェント接続へのアクセスを共有することで、単一のエージェントを複数のプロジェクトおよびグループで使用できるようにし、GitLab CI/CDを使用してクラスタ管理のためのより安全なソリューションを提供するKubernetes用のGitLabエージェントには、CI/CD接続共有のサポートが個人の名前空間に追加され、個人の名前空間にある任意のプロジェクトから単一のエージェントを使用可能になった。
さらに、Kubernetes用のGitLabエージェントは、マニフェストプロジェクト構成とともにGit参照を指定できるようになり、メインブランチ以外にも別のブランチ、gitタグ、特定のコミットからマニフェストファイルの同期が可能になっている。
ほかにも、SSHキーを使用してコミットに署名できる機能の追加、Wed IDEのベータ提供、セルフマネージドGitLabにおけるGitLab for Jira Cloudアプリのサポート、手動ジョブを実行するたびに変数を指定する機能の追加、ブラウザベースDASTアナライザの一般提供、ドロップダウンリストからの定義済みCI/CD変数値の選択、CI/CD変数における$文字のサポートといった、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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