米GitHubは、ソフトウェア開発の手順の自動化を可能にするサービス「GitHub Actions」に、2つの新機能をベータ版として加えたことを1月10日(現地時間)に発表した。
新しく加わった機能の一つ目は、「Required Workflows」。組織内でデフォルトに指定したブランチに対するプル・リクエストが来たときに、毎回自動的に実行するワークフローだ。プル・リクエストが来たらそのマージを待機させて、事前に設定した状態確認を実行し、その後にワークフローを実行する。リクエストのマージはその後になる。
二つ目は「Configuration Variables」。ワークフローの中で使用する変数値をテキスト形式で保存可能にする機能だ。従来、ワークフローの中で使用する変数値は、すべて暗号化して保存していたが、再利用時に取り出すのが面倒だというユーザーの声を受けて、この機能を提供することになった。ワークフローの中で使用する変数のうち、コンパイラのフラグやユーザー名、サーバー名など、秘匿する必要のないものを保存するときに適した機能だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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