米Googleは、コミュニティとともに開発を行っている、オープンソースのUI SDKであるFlutterの最新バージョン「Flutter 3.7」を1月25日(現地時間)にリリースした。
「Flutter 3.7」では、Material 3のサポートが大幅に強化され、Badge、BottomAppBarなど数多くの機能が追加されている。
また、メニューバーとカスケードコンテキストメニューを作成できるようになったほか、すべてのプラットフォームにおいてカスケードメニューバー、または他のユーザーインターフェイス要素によってトリガされるスタンドアロンカスケードメニューを提供するマテリアルデザインメニューの定義が可能となった。
さらに、新たなレンダリングエンジンであるImpellerが、iOS版の安定版チャネルでプレビューできるようになっており、今後の安定版リリースではImpellerをiOS版のデフォルトレンダラにする予定となっている。
ほかにも、iOSアプリをリリースする際に検証を行う機能が追加されるとともに、DevToolsの更新、あらかじめ用意されているコンテキストメニューのカスタマイズ、CupertinoListSectionウィジェットとCupertinoListTileウィジェットの追加、スクロールの改善など、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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