米Amazon Web Servicesは、サービスの使用履歴をユーザーごとに収集する「AWS CloudTrail Lake」で、サードパーティーのサービスの使用履歴も収集可能になったと1月31日(現地時間)に発表した。
AWS CloudTrail Lakeは、Amazon Web Servicesの各種サービスの使用履歴をユーザーごとに収集するサービス。このデータを解析することで、「誰が、何を、どこで、いつ」したかを解明できる。蓄積したデータは、SQLを基にした問い合わせ言語で集計できる。監査やセキュリティ対策の監視目的で使用する企業が多いサービスだ。
今回の機能拡張で、AWS CloudTrail Lakeのデータ収集対象はAmazon Web Servicesの各種サービスに限らず、サードパーティーのサービスにまで広がった。加えて、オンプレミスで動作させているサービスの使用履歴も収集できる。
今回の発表の時点で、新機能によるサービスの使用履歴の収集に対応するサードパーティー・サービスは、「Cloud Storage Security」「Clumio」「CrowdStrike」「CyberArk」「GitHub」「LaunchDarkly」「MontyCloud」「Netskope」「Okta」「Shoreline.io」「Snyk」「Wiz」の12種類。近日中に2〜3のサービスが追加で加わるという。そして今回の新機能は、AWS CloudTrail Lakeがすでに使えるすべてのリージョンで利用可能だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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