米StackBlitzは、Node.jsをWebブラウザ内で完全に実行できるようにする、WebAssemblyベースのOSであるWebContainers上に、独自アプリケーションの構築を可能にする「WebContainer API」を、2月14日(現地時間)に一般公開した。
WebContainer APIは、WebContainersへのヘッドレスでのアクセスを実現するもので、開発者はWebContainers上に独自のユーザーアプリケーションを構築できるようになる。オープンソースで使用する場合は無料で、エンタープライズで使用する場合はサポートとライセンス提供するとしている。
同社は、WebContainer APIを使用してWebContainers上に「Codeflow IDE」を構築した。同IDEは、gitコマンド、デスクトップ拡張機能、ターミナルを備えたNode.js開発サーバをサポートする、Visual Studio Code IDEのフル機能バージョンとなっている。
そのほか、WebContainer APIにはOpenAIが統合されており、Webブラウザ内で実行できるAIを活用したライブアプリケーションの開発も可能になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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