Python 3 エンジニア認定データ分析試験、受験者数が開始から2年9か月で1万名に

　Pythonエンジニア育成推進協会は、「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」の受験者数が、開始から2年9か月で1万名に達したことを、4月18日に発表した。

　「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」は、Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験であり、すべて選択問題で問題数は40問。合格ラインは正答率70％となっている。主教材としては、『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』（寺田学氏、辻真吾氏、鈴木たかのり氏、福島真太朗氏・著、翔泳社・刊）が用いられる。

　同試験の受験者数増加は、企業におけるデータサイエンティスト育成の場面で、Pythonによるデータ分析の教育が進められていること、リスキリングや副業、転職の際に新たにデータサイエンティストを目指す人が多く、その際に自身のノウハウを活かしたデータ分析が可能なため、今後はリスキリングの分野でもPythonを活用したデータ分析の学習が増えると予想されること、現在データサイエンティストとして活動している人にとっても、より自在にデータ分析を設計・実行できることに起因するPython人気の高まりが背景にある。

　Pythonエンジニア育成推進協会は、今回の受験者数1万名突破を記念したキャンペーンとして、2023年6月末までの受験チケットを送付し、SNSで受験を宣言した人の中から先着100名に、同試験の主教材『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』（第1版）をプレゼントする。

　なお、「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」は今夏に試験問題の一部を改訂するとともに、主教材も『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』（第2版）に変更する予定となっている。