PHP向けWebアプリケーションフレームワーク「Laravel」の開発チームは、最新版となる「バージョン10.13」を5月31日(現地時間)に公開した。LaravelはMITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。
「バージョン10.13」では、開発者がコードに埋め込んだ値や文字列を使ってSQLを組み立てる際に、開発者が埋め込んだ値や文字列のうち必要な部分をエスケープするようになった。これにより、SQLインジェクションの可能性が低下した。
また、プログラムのテストを目的に、プログラムの実行を一時停止させる「sleep」関数を使ったときに、コールバック関数を設定できるようになった。さらに、HTTPのステータスコードを返す関数として「assertNotModified()」など、ステータスコードの意味を連想しやすい名前の関数を新たに実装した。
ほかにも、5つの不具合を修正し、6カ所に変更を加えている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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