PHP向けWebアプリケーションフレームワーク「Laravel」の開発チームは、Laravelで作成するアプリケーションに、決済機能を追加可能にするパッケージ「Lemon Squeezy for Laravel」のバージョン1.0を6月19日(現地時間)に公開した。Lemon Squeezy for Laravelの登場については以前から予告があったが、今回のバージョン1.0で初めて安定版を公開するに至った。Lemon Squeezy for Laravelは、MITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。
Lemon Squeezy for Laravelでは、決済やサブスクリプション管理、税務処理などの機能を提供するWebサービス「Lemon Squeezy」を利用する。Laravelで物品やサービスを販売するWebサイトを作成する際に、このパッケージを利用することで、開発者自身が決済などの機能を実装する必要がなくなる。
Lemon Squeezy for Laravelを利用するには、Lemon Squeezyのユーザーアカウントを作成する必要がある。アカウントを用意したら、パッケージ管理システムComposerでLemon Squeezy for Laravelのパッケージをインストールし、Lemon SqueezyのWebサイトで取得したAPIキーや、自身のショッピングサイトを識別するIDなどを設定する必要がある。
バージョン1.0では、Lemon Squeezyが提供している機能のうち、購入時の決済など基本的な機能しか利用できないが、今後はサブスクリプション代金の領収書発行や、ソフトウェアなどのライセンスキーの発行などの機能を追加していくとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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