バルテス・モバイルテクノロジーは、新しい体験型メタバースプラットフォーム「VMVerse」を6月26日に公開した。
「VMVerse」は、BtoBtoC向けメタバースプラットフォームとして、主催者と来場者の2者間だけでなくショッピングモールの主催者、出品店舗、購入者や、イベントの主催者/出展社/来場者といった3者の管理機能を搭載しており、多様なビジネスで利用できる。
バーチャルショッピングモールパッケージを搭載しており、Stripeなど外部決済サービスとの連携を標準で利用可能となっている。使いやすい画面で、クレジットカード決済を安全に利用できるほか、SSL暗号化や不正検知システムといった高度なセキュリティ対策の導入によって、顧客のデータを保護する。
さらに、フォトグラメトリなどの技術を活用してリアルな3Dデータを作成可能で、質感やテクスチャをリアルに表現することで、ユーザーは没入感と臨場感のあるメタバース体験を享受できる。また、LiDARスキャナとBlenderなどの3DCGツールを使えば、誰でも写実的な3Dモデルを作ることが可能で、バーチャル空間で商品や展示物として並べられる。
ほかにも、さまざまな3DCGツールで用いられている3DデータフォーマットであるGLBを採用しているので、過去に作成して利用していなかったデータも再活用できる。
おもな利用シーンとしては、住宅展示・ショールーム、EC・販売・展示会、イベント・コミュニケーション・バーチャルオフィスなどが想定されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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