はじめに
フローを指定秒数停止する[Wait]アクションを利用すると、指定した時刻にフローを実行したり、一定時間ごとにアクションを呼び出したりすることができます。また、[Desktopフローを実行]アクションを使用すると、保存された別のデスクトップフローを呼び出すことができます。
サンプルではこれらを組み合わせたフローを作成します。
[注意]
- 呼び出されるフローが、デスクトップの状態に依存する場合、実行時間にマウスでウィンドウを移動するなど、実行不能になることや想定外の挙動になる可能性がありますのでご注意ください。
- 起動時刻にはなるべく操作はしないでください。またキャプチャのサンプルでは、自動ログインできない場合、配信先のトラブル、メンテナンス中、広告が表示される場合について特別に対応はしていませんがご了承ください。
- 他のフローを呼び出す部分で、既存のフローが表示されない場合があります。その場合は、既存のフローのデザインからコード全体をコピーして、新しいフローを作成することをお勧めします。
- デザイナーの[保存]ボタンを押すと、OneDriveの[アプリ]フォルダーに保存されますが、環境の問題でトップ(コンソール)画面に表示されず開けなくなる場合があります。デザイン中のフローも上記の方法でこまめにテキストファイルへ保存することをお勧めします。
一定間隔で情報を記録する作業を自動化
今回は、開始時刻と終了時刻と実行間隔を設定ファイルで指定して、実行すると他のフローを繰り返し呼び出すフローを作成します。呼び出すフローとしては、ライブカメラ配信の動画のスクリーンショットを保存するものを作成します。この部分は他の任意のフローでも問題ありません。一定間隔でその時点の情報を記録する作業を自動化できます。