はじめに
日々の業務作業で、画面や画像を見てその内容によって、その後の作業の流れや結果を変更する場面があります。そういった業務作業をPower Automate for desktopで自動化する際に、OCRのアクションを利用できます。
今回は、画像ファイルから抽出した文字列をExcelブックに出力するフローを作成します。
フォルダー/素材の準備
準備は前回と同様です。前回をご参照ください。
ドキュメント └─OCR ├─Image │ ├─(対象の画像フォルダ)A │ └─(対象の画像フォルダ)B ├─Text └─Excelbook
今回作成するフローの実行後
ドキュメント └─OCR ├─Image │ ├─(対象の画像フォルダ)A │ └─(対象の画像フォルダ)B ├─Text └─Excelbook └─(一つのExcelブック)シートA,シートB...
[注意]
- サンプルフローではExcelの使用を前提としています。Excelを使用できる環境で実行する必要があります。前半だけは不要です。
- サンプルフローでは、既定のWindows画像アプリである「フォト」が画像ファイルに関連付けられていることを前提にしています。