CData Software Japanは、同社が提供するクラウドサービス「CData Connect Cloud」で、Excel 365クライアントのほかに、21種類の新規データソース対応、Alteryx、Airbyte、APOSのクライアントの追加を発表した。この発表により、同クラウドサービスは、クラウドに分散する業務データをエンジニア・非エンジニアを問わず、あらゆる人のアクセスを可能にする。
「CData Connect Cloud」を使うことで、ユーザーが使いたいツールから幅広い業務SaaS にAPIプログラミング不要でアクセスすることが可能になる。
同クラウドサービスの新機能としてExcel 365から150種類以上のSaaS/DBデータを読み書きできるクライアントがリリースされた。Excel 365 からSalesforce、NetSuite、kintone などのSaaSやBigQuery、Snowflake、クラウド上のRDBなどのデータベースにリアルタイム連携し、Excel 365にテーブルデータとしてデータをノーコードでロードすることが可能になった。さらにExcel 365上で変更したデータや、新規に挿入したレコードを元のSaaS・データベースに書き込むことが可能。
また、同クラウドサービスを通じて接続可能なSaaSが、150種類以上に増加している。今回のアップデートでは、国産SaaSであるBカート、Sansan、Yahoo広告のほか、Oracle Cloud(Financials、SCMなど)、Gmail、Slack、YouTube Analytics、Azure Active Directoryなどの21種類の新規データソースに対応した。
加えて、データプレパレーションツールのAlteryx、ノーコードツールのAirbyte、SAP AnalyticsへのデータパイプラインツールであるAPOSから同クラウドサービスが利用可能になった。簡単な設定だけで、150種類以上のSaaS・DBへのアクセスができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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