Webアプリケーション向けUIツールキット「NextUI」の開発チームは、最新バージョンとなる「バージョン2.0」を7月31日(現地時間)に公開した。NextUIは、MITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。
バージョン2.0における最大の変更点は、CSSフレームワークを従来使用していた「Stitches」から、「TailwindCSS」に移行した点。この変更によりNextUIバージョン2.0は、React Server Componentsに標準で対応し、「React」や「Next.js」の最新バージョンと組み合わせて使えるようになった。
また、新版にはTailwindCSSのプラグインが付属する。このプラグインを使うことで、標準テーマの配色やレイアウトを変更できるようになり、まったく新しいテーマを作成することもできるようになった。さらに、bodyタグ、htmlタグ、mainタグのいずれかに「dark」クラスを追加するだけで、テーマの「ダーク・モード」を設定できるようになった。
さらに、UI部品を完全に書き直し、表示速度などの性能を向上させたほか、新たに6種類のUI部品を追加するなどの変更が加わっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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