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Deno向けWebフレームワーク「Fresh 1.4」が公開、事前コンパイルに対応してページの表示を高速化

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 米Deno Landは、Deno向けWebフレームワーク「Fresh」の新しいバージョン「Fresh 1.4」を8月16日(現地時間)に公開した。Deno、FreshともにMITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。

 Fresh 1.4ではまず、Webサイトを構成するプログラムの事前コンパイル(Ahead-of-Time Compilation:AOT Compilation)に対応した。従来はプログラムのうち、必要になった部分を直前にコンパイル(Just-in-Time Compilation:JIT Compilation)していたが、コンパイルする部分が大きくなると、表示速度が目に見えて遅くなるという課題があった。そこで、必要になる前からプログラムを事前コンパイルしておく手法を取り入れた。これにより、Webページの表示速度が従来比で最大45〜60倍も高速化した。

 そして、コードにHTMLを書き込めるようになった。従来のFreshでは、プログラムでHTMLを生成する手法を採っていたため、基本構造は共通するが、細部が異なるHTMLを生成させる処理などが少々面倒だったとしている。今回の改良でHTMLをコードに書き込めるようになり、開発者が思うとおりのページを記述しやすくなった。

 このほかFresh 1.4では、Webページ部品の配置を記述する「_layout.tsx」ファイルの導入や、配置処理の非同期化に対応するなどの改良が加わっている。そして今後のバーションに向けて、プラグイン・システムを全面的に書き直し、より理解しやすく、性能が高いものにする作業などに取り組んでいるとしている。

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https://codezine.jp/article/detail/18166 2023/08/21 14:05

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