サイト・パブリスは、スマートフォン向けアプリを提供している企業の開発/運用担当者を対象に実施した、アプリのコンテンツ管理に関する実態調査の結果を8月24日に発表した。同調査は、6月7日~8日の期間に行われ、108名から有効回答を得ている。
調査対象者に、アプリリリース後の運用・管理が大変だと感じることがあるかを尋ねたところ、「かなりある」が50.9%、「ややある」が42.6%を占めた。
アプリリリース後の運用・管理が大変だと感じることが「かなりある」「ややある」と答えた人に、アプリの運用・管理において大変だと感じることを尋ねた質問(複数回答)では、「バグの修正や新機能の追加などのアップデート」(74.3%)がもっとも多く、以下「アプリのパフォーマンスや稼働状態の監視」(60.4%)、「ユーザーへのサポート」(58.4%)が続いている。
すべての調査対象者に、勤務先においてアプリ内のコンテンツ管理にコンテンツ管理システム(CMS)を活用しているかを尋ねたところ、「活用している」が61.1%、「活用していない」が30.6%となった。
勤務先において、アプリ内のコンテンツ管理にCMSを「活用している」と答えた人に、CMSを活用するメリットを尋ねた質問(複数回答)では、「コンテンツの作成や運用が管理画面上から可能」(68.2%)、「エンジニアではなくてもコンテンツ管理ができる」(68.2%)、「配信日時予約と公開終了日時の設定ができる」(51.5%)が上位となっている。
同じく、勤務先においてアプリ内のコンテンツ管理にCMSを「活用している」と答えた人に、活用中のCMSに対する不満を挙げてもらったところ(複数回答)、「外部システムとの連携がとりにくい」(59.1%)、「デザインが固定されている」(48.5%)、「アプリそれぞれでコンテンツを別々に管理する必要がある」(43.9%)といった意見が寄せられた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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