米AppleはMacintosh向けOSの新版「macOS Sonoma」の提供を9月26日(現地時間)に開始した。macOS Sonomaは、2017年以降のiMac Pro、2018年以降のMacBook Pro、MacBook Air、Mac mini、2019年以降のiMac、Mac Pro、2022年以降のMac Studioに対応する。対応機種にユーザーは無料でアップデートできる。
macOS Sonomaでは、壁紙と一体化したスクリーン・セーバーや、デスクトップ上に配置できる「ウィジェット」など、ユーザー・インターフェイスの機能を強化したほか、ビデオ会議に向けた新機能を取り入れている。会議中に自身のファイルを共有して表示したときに、ファイル表示に重なるようにユーザーの姿を映し出す機能を追加した。この機能を使うことで、ファイルの表示を邪魔することなくユーザーに注目を向けることができる。さらに、別売りのStudio DisplayやiPhoneをカメラとして使っている時に、ユーザー自身の姿を自動的に構図の中心に配置する機能も加わった。
Webブラウザ「Safari」には、「仕事」や「個人」など、用途別のプロファイルを作成する機能が加わった。履歴、機能拡張、タブグループ、Cookie、お気に入りをプロファイルごとに分離できるため、用途に応じた使い分けが容易になる。そして、プライベートブラウスの機能も強化し、最新のユーザー追跡技術にも対応した。
macOS Sonomaにはほかにもグループでパスワードを共有可能にする機能など、新しい機能がいくつか加わっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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