独Detaは、インターネットのための新たなオペレーティングシステムである「Space OS」のアルファ版を、10月10日(現地時間)に公開した。
Space OSは、同社が開発したサーバレスプラットフォームであるDeta Space上に構築されたWeb用のOSであり、個人のコンテンツとアプリケーションの作成、検出、使用をサポートする、HorizonおよびTeletypeユーザーインターフェースが含まれており、AIとのインターオペラビリティをベースに設計されている。
Horizonは、Space OSの中核をなすパーソナルWebインターフェースで、ビジュアル、メモ、リンク、ビデオを使用したカスタムに対応しており、Deta Discoveryから個人用アプリを追加できる。また、Cardsと呼ばれる軽量アプリをHorizon上に直接作成することも可能となっている。Cardsは、手動でコーディングすることも、AIアシスタントであるTeletypeによって作成することもできる。また、Horizonの将来バージョンでは、外観と操作性のカスタマイズが可能になる。
同社は、近日中にSpace OSにおいて、より没入型のインターオペラビリティを実現する、新たなインターフェースの提供、およびWebアプリ構築のための開発者キット「SpaceKit 2.0」アルファ版の提供を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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