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Deno向けWebフレームワーク「Fresh 1.5」が公開、ページの部分的更新にSSRで対応する「Partials」を実装

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 米Deno Landは、Deno向けWebフレームワーク「Fresh」の新しいバージョン「Fresh 1.5」を8月16日(現地時間)に公開した。Deno、FreshともにMITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。

 Fresh 1.4では、Webページの部分的な更新に、サーバー・サイド・レンダリング(SSR:Server Side Rendering)で対応する新機能「Partials」を実装した。Webページのうち、動的な部分だけを更新させながらSSRの利点を得るには、Webページの構成要素をSSRで処理する部分と、WebブラウザでJavaScriptを実行させて更新する部分に分割する「アイランド・アーキテクチャ」を採用するしかなかった。しかし、アイランド・アーキテクチャではSSRで処理する部分とWebブラウザ側でレンダリングさせる部分が複雑に入り組んでしまい、開発者がコードの記述で混乱することが多かった。

 Fresh 1.4で取り入れたPartialsは、すべてのWebページをSSRで実装する開発手法をほとんど変えることなく、Webページの部分的な更新を実現する。具体的にはコード中のHTMLに属性やHTMLタグを少々追加するだけで、ユーザーの操作に応じて随時更新する部分を指定するだけで良い。

 ほかには、Webサイトの対応Webブラウザを指定する機能や、Webブラウザに送信したデータとその量を示す統計情報の出力などの新機能を追加した。今後はWebページ更新時のアニメーション効果などの機能を追加する予定だとしている。

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https://codezine.jp/article/detail/18542 2023/10/20 09:00

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