Amazon Web Servicesは、Amazon CodeWhispererのカスタマイズによって、プライベートコードリポジトリから特定のコードにおける推奨事項を生成できるようにする機能を、10月17日(現地時間)にプレビュー公開した。
今回、プレビュー公開されたカスタマイズ機能によって、Amazon CodeWhisperer Professionalの開発者は、内部ライブラリ、API、パッケージ、クラス、メソッドを含むリアルタイムの推奨コードを受け取れるようになる。同機能では、どの内部APIとパブリックAPIがタスクに最適かが判断され、コードの推奨事項が生成される。
同機能には、組織に固有のカスタマイズされた推奨コードをリアルタイムで提供可能なこと、知的財産を確実に保護できるという2つの利点があり、既存のリポジトリ内のコードに基づいて、品質およびセキュリティ基準を満たすコードの使用を促せる。また、AWS Key Management Service(AWS KMS)のカスタマ管理キーを使用すれば、カスタマイズデータを暗号化できるので、コードのセキュリティが確保される。
同機能は、Visual Studio Code、IntelliJ JetBrains、Visual Studio、AWS Cloud9といった、Amazon CodeWhispererによるAWS Toolkitの一部としてサポートされているIDEにも準拠しており、Python、Java、JavaScript、TypeScript、C#といった一般的なプログラミング言語をサポートしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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