米GitLabは、同社が開発・提供するGitリポジトリマネージャGitLabの最新バージョンとなる「GitLab 16.5」を、10月22日(現地時間)にリリースした。
GitLab 16.5では、コンプライアンスセンタに標準準拠レポート用の新たなタブが追加されている。同レポートには、GitLabにおけるベストプラクティス標準が含まれており、プロジェクトごとに各チェックのステータスに関する詳細の確認が可能となっている。また、チェックが最後に実行された日時や、チェックが適用される標準、レポートに表示される可能性のある失敗や問題を修正する方法なども確かめられる。
マージリクエストでは、ターゲットブランチを設定するルールを作成できるようになり、マージリクエストを作成するとルールによってブランチの名前がチェックされ、ブランチ名がルールと一致した場合はルールで指定したブランチがターゲットとして選択される。
そのほか、ディスカッションのトピックを終了する際に、イシューに関するスレッドを解決することが可能になるとともに、バージョン16.4で導入されたFast-forwardマージトレインへのセミリニアのコミット履歴の追加など、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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