米GitHubは、Defaultセットアップにおいてスケジュールされたスキャンが自動的に設定されるようにするとともに、スキャン範囲をCodeQLがサポートしているすべてのプログラミング言語に拡大したことを、12月13日(現地時間)に発表した。
スケジュールされたスキャンによって、新たな脆弱性が定期的に発見され、修正が可能になるため、リポジトリを継続して安全な状態に保てる。スキャンは毎週自動的に実行され、リポジトリ上に最新のアラート情報を表示してくれる。
CodeQLは、コードに潜む脆弱性とエラーを特定できる機能で、C、C++、JavaScript、TypeScript、Python、Ruby、Go、Kotlin/Java、Swift、C#をネイティブサポートしている。今後は、CodeQLがサポートしている言語を使用するすべてのリポジトリで、Defaultセットアップによるスキャンが可能になる。
CodeQLによるスキャンでは、あるプログラミング言語で行ったスキャンが失敗した場合は、その言語は構成から自動的に取り除かれ、スキャンの成功した言語の分析内容とアラートを表示するため、使用している言語に関係なく、Defaultセットアップによってリポジトリに最適な構成が適用される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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