オープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるNuxtの開発チームは、最新バージョンとなる「Nuxt 3.9」を12月25日(現地時間)にリリースした。
Nuxt 3.9では、Vite 5およびRollup 4が新たにサポートされるとともに、最新のVue 3.4リリース候補でテストされており、本番環境でのハイドレーションエラーのデバッグといった、Vue 3.4の新機能を活用するために必要な構成を備えている。
また、Nuxtサーバコンポーネントにて実験的に追加された、インタラクティブコンポーネントを試せるようになった。
さらに、Viteの新たなASTに対応したdefineによって、サーバ側のコードをより正確に置換できるようになるとともに、ロード状態を制御/停止/開始することが可能なuseLoadingIndicatorコンポーザブルを含む、<NuxtLoadingIndicator>の新たなフックベースのシステムが追加されている。
ほかにも、単一イベントを実行できるcallOnceの追加や、スキーマにおける若干のパフォーマンス改善など、さまざまな機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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