米Amazon Web Servicesは、各種データ・ソースからのETL(Extract:抽出、Transform:変換、Load:書き出し)の機能を提供する「AWS Glue」にAIチャットアシスタント「Amazon Q」の機能を組み合わせて、ETLの処理に必要な作業に自然言語を使えるようにしたと1月30日(現地時間)に発表した。この機能は、Amazon Qを利用できるリージョンで提供する。
ETLは、さまざまなデータ・ソースから必要なデータを取得・統合し、データウェアハウスでデータを一括分析できるようにするために必要な作業。ETLの作業には長大なスクリプトを記述しなければならず、専門の担当者でなければ難しい作業だった。
今回のチャットアシスタントとの組み合わせで、人間が自然言語で問い合わせることで、ETLに必要なスクリプトを自動的に作成するようになる。分析中のデータの内容を問い合わせるなどといったことも可能だ。データを取得するデータ・ソースは、Amazon S3、Amazon Redshift、Amazon DynamoDBに対応する。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です