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New Relic、インシデントの財務的な影響をリアルタイムで分析する「New Relic Pathpoint」を発表

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 New Relicは2月22日、IT技術とビジネス成果のデータギャップを埋めるために設計されたビジネスオブザーバビリティアプリケーション「New Relic Pathpoint」を発表した。

 「New Relic Pathpoint」は、「APM 360」が提供するシステムを活用し、ビジネスに影響を与えるメトリクス(指標)を可視化することで、財務関連のインサイトをリアルタイムで確認できるアプリケーション。

ビジネスプロセスとシステムパフォーマンスを関連付け、データ経営に貢献する
ビジネスプロセスとシステムパフォーマンスを関連付け、データ経営に貢献する

 本サービスでは、ビジネスメトリクスに望ましくない変化が見られた時、エンジニアから技術チームとビジネスチームの両方に、リアルタイムでアラートを出すことができる。また、障害発生期間中に失われた収益など、ビジネスに影響を与えるメトリクスを可視化し、ビジネスサイドに提供する。これにより、経営陣はソフトウェアへの投資に関して、データに基づいた決定を行うことができる。

 本サービスは、インシデントの財務的な影響を分析することで、サービスパフォーマンスをビジネス成果に結びつけることをサポートする。ビジネスプロセスの透明性とリアルタイムのメトリクスレポートにより、よりよい顧客体験を構築し、ROI(投資収益率)を最大化する。

 同サービスの主な機能とメリットは、以下の通り。

  • ソフトウェアパフォーマンスとビジネスメトリクスを併せて確認し、財務的な影響を評価する。
  • ユーザーに影響を与えるステージとコンバージョンパターンに関連してシステムの健全性を分析し、解約率を低減して収益を高める。
  • サービスレベル目標をビジネス目標に合わせて設定し、ビジネスの優先事項に適合するようサービスパフォーマンスを改善する。
  • アプリケーションやサービス、インフラストラクチャをビジネス機能に合わせて戦略的にグループ化し、ビジネス価値に基づいて予算や支出を優先付ける。
  • 「New Relic AI」を活用して、コスト削減の機会を特定し、隠れた収益の可能性を発見する(今後提供予定)。
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