米Amazon Web Servicesは、Amazon Data Firehoseにおいて、Amazon CloudWatch Logs展開時のメッセージ抽出をサポートするようになったことを、2月27日(現地時間)に発表した。
Amazon Data Firehoseは一般的に、アプリケーションのトラブルシューティングや監査コンプライアンスといったユースケースで使用されており、Amazon CloudWatch Logsにキャプチャされたアプリケーションやサービスからのログイベントを展開、集約して、Amazon S3やSplunkなどへ配信している。
CloudWatch Logsレコードは、ネストされたJSON構造を使用し、各レコードのメッセージはヘッダ情報内に埋め込まれる。多くのユーザーは、後続の処理と保管のコストを削減すべく、ヘッダ情報をフィルタによって除外して、単に埋め込みメッセージを宛先へ配信することを望んでいる。
今回、Amazon CloudWatch Logs展開時のメッセージ抽出がサポートされたことで、Amazon Data Firehoseにおいてユーザーがヘッダ情報をフィルタで除外し、埋め込まれたメッセージコンテンツのみを配信できるようにするオプションが提供されるようになった。なお、Amazon Data FirehoseにおいてAmazon CloudWatch Logsを展開する際に、メッセージ抽出については追加の費用は発生しない。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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