CodeZineを運営する翔泳社より、4月19日(金)に書籍『コマンドラインの黒い画面が怖いんです。 新人エンジニアのためのコマンドが使いこなせる本』が発売となりました。
新人エンジニアが開発現場でぶつかる壁の1つ、文字だらけの黒い画面。
この得体の知れない黒い画面はCUI(Character User Interface)、またはCLI(Command Line Interface)と呼ばれ、テキストデータだけでコンピューターの操作を行うためのインターフェースです。
開発現場では様々な状況で登場しますが、使いこなせれば非常に便利な一方で、これまで使い慣れたグラフィカルなUIとは違って使い方がわかりにくく、どうすればいいのかという恐怖感もあるかもしれません。
本書はそんな人でも黒い画面でのコマンド操作ができるようになる、CLI/CUIの入門書です。エンジニアとして開発に取り組むうえで押さえておくべきコマンド操作のノウハウを、基礎から応用まで幅広いトピックでカバーしています。
実例を参考にするだけで、退屈な作業を任せたり、作業を効率化したりなど、どんどん黒い画面と仲良くなれます。ぜひこの1冊で苦手意識と恐怖感を払拭しましょう。
目次
第1章 黒い画面とコマンド、その正体とは?
1-1 黒い画面にまつわる用語
1-2 黒い画面の正体―シェル―
1-3 どうしてCLIが必要なのか?
1-4 黒い画面を動かしてみよう―メモ帳の起動―
1-5 黒い画面を動かしてみよう―電卓の起動―
第2章 黒い画面をもっと使ってみよう
2-1 黒い画面が怖い理由
2-2 コマンドでいつもの操作をやってみよう
2-3 コマンドの使い方を知りたいときは?
第3章 Linuxコマンドの世界へ!
3-1 Linuxとは?
3-2 どうしてコマンドは統一されていないの?
3-3 異なるOS 間で同じ操作にするには?
3-4 WSLを使ってみよう
3-5 Linuxコマンドを使ってみよう
3-6 コマンドをつなぐ
3-7 grepコマンドで効率化
第4章 退屈なことはシェルスクリプトにやらせよう
4-1 シェルスクリプトの作り方
4-2 引数の使い方
4-3 デバックの仕方
4-4 うまく動かないときは
4-5 実務で役立つシェルスクリプト実例
第5章 たった1行でできる作業効率化!
5-1 集計や計算をしよう
5-2 日付や時刻の処理をしよう
5-3 日常的なファイル操作をしよう
5-4 インターネットから必要な情報を得よう
5-5 他にもある便利なテクニック
5-6 実務で役立つワンライナー実例
第6章 黒い画面ともっと仲良くなるために
6-1 恐怖! 初見殺しの仕様
6-2 手が滑らないように気をつけて
付録
・WSLが使えない場合の代替策
・同時に複数のターミナルエミュレータを扱う
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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