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約35%の20〜30代女性IT人材がフリーランスに前向き、その課題とは? レバテックが調査

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 レバテックは、20代・30代の女性IT人材 280名(正社員166名、フリーランス114名)を対象に実施した「女性IT人材のキャリアに関する調査」の結果を3月18日に発表した。

 本調査は、2月5日〜9日の期間にWebアンケートで実施され、20〜30代の女性IT人材280名(正社員166名、フリーランス114名)から有効回答を得ている。

 現在正社員として働く女性IT人材に対して、「フリーランスという働き方を将来的な選択肢として考えても良いと思うか」聞いたところ、「そう思う(12.7%)」または「どちらかといえばそう思う(21.7%)」と回答した人が合わせて約35%となった。

 「周囲にフリーランスとして働く女性がいる」人のうち、フリーランスを将来の働き方の選択肢として前向きに捉えている人は61.9%となった。「自身の周りにフリーランスとして働く女性がいない」と回答した人と比較すると30.4pt多い結果となり、周りに参考となる人がいるかどうかも一つのポイントになっていることがわかった。

 フリーランスを将来の選択肢として考えても良いと回答した女性IT人材のうち、実際の働き方について相談できる人が周りにいないと回答した人は約65%にとなった。また、33.3%の人が、興味を持ちながらも現在は情報収集を行っていないことが明らかになった。

 「フリーランスという働き方をするにあたり最も必要だと思うもの」に関して、最も多い回答は「人脈(27.1%)」だった。現在正社員として働く人の回答は、「営業力」「技術力」が「人脈」に次いで多かったのに対し、現在フリーランスとして働く人は「営業力」や「技術力」よりも「自己管理能力」が必要だと考えていることが明らかになっていた。

 「実際にフリーランスとして働くにあたって自身に足りないもの(複数回答)」については、全体の4人に1人が「営業力」と回答した。「交渉力」「技術力」を挙げた割合は正社員の方のほうが約5ptずつ高く、フリーランスになることにハードルの高さを感じていることがわかった。また、「お金に関する知識」が自身に足りないと回答したフリーランスの人は、正社員の方と比較して7.1pt多い結果となった。

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