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これだけは押さえておきたい! AWSサービス最新アップデート

AWSのソフトウェア開発支援サービス「Code系サービス」の概要と最新情報

第20回 AWS CodeBuild、AWS CodeCommit

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 本連載では、AWSに関して、なかなか時間がとれず最新のアップデートを追えていない方や、これからAWSを利用したいと考えている方に向けて、AWSから発表される数多あるサービスアップデートのうち、NTTデータのITスペシャリスト達がこれだけは押さえておくべきと厳選した内容を定期的に紹介します。本記事では、「Code系サービス」と呼ばれるバージョン管理やCI/CD関連サービスの概要の振り返りと、最新アップデートを紹介します。

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はじめに

 ビジネス環境の激しい変化に合わせて、システムも即座に対応し続ける必要があります。そのために、CI/CDの仕組みを構築し、品質とスピードを向上させアプリケーションの開発、リリースを行うチームは多いと思います。

 AWSは、2014年頃からCI/CDに利用できるサービスを展開し始め、今も頻繁にサービスのアップデートを行っています。本記事では、AWSの「Code系サービス」と呼ばれるソフトウェア開発に役立つサービスの振り返りをしつつ、最新アップデートを紹介します。

AWSの「Code系サービス」とは

 アプリケーション開発に用いるAWSのサービス群には「Code」という文言が含まれることが多いです。

 例として以下のようなサービスが挙げられます。

  • AWS CodeCommit:フルマネージドのソースコード管理サービス。Gitの標準機能がサポートされている。
  • AWS CodeBuild:フルマネージドのビルドサービス。ソースコードをコンパイル、テストし、アーティファクトを生成する。
  • AWS CodeDeploy:アプリケーションのデプロイを自動化する。
  • AWS CodePipeline:リリースプロセスをモデル化、視覚化、および自動化できるサービス。上述3つのCode系サービスの機能を組み合わせるために利用することが多い。
  • Amazon CodeGuru:GitHubやCodeCommitに格納されたソースコードをレビューするサービス。脆弱性の指摘や、パフォーマンス最適化に関する指摘により、品質の高いソースコードを生成することができる。

 他にも、統合ソフトウェア開発サービスであるAmazon CodeCatalystが2023年に一般提供が開始されるなど、現在もアップデートの多い領域です。

 上記のサービス群を利用した、CI/CDの一般的なアーキテクチャはAWSのソリューション構成例をご参照ください。

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この記事の著者

橋原 朋央(株式会社NTTデータ)(ハシハラ トモヒロ)

 2017年にNTTデータに入社。 入社以来、小売・流通業界や金融業界に対して、パブリッククラウドを活用したシステム構築、運用に携わる。 興味のある領域は、コンテナ、CICD、IaC(Infrastructure as Code)等。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/19245 2024/03/28 11:00

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