ZMPは、世界で初めてMicrosoftが提供するロボット開発ツール「Robotics Studio」を使って制御される二足歩行ロボットを公開した。
株式会社ZMPはMicrosoft、双葉電子工業株式会社と協力し、世界で初めてMicrosoft Robotics Studioを使って制御できる二足歩行ロボット「e-nuvo WALK ver.3」を製品化した。大学などの教育機関や企業における社員研修教材として、ZMPのWebサイトより販売される。
Microsoft Robotics Studioは、ロボット制御プログラムの開発ツールで、さまざまなモジュール群や実行環境などを備えている。ロボット開発には制御プログラムなどのソフトウェア部分のみならずハードウェアの知識なども要求されるが、同ツールを使うことで開発者はアルゴリズム開発などに専念することができる。
また、実機を伴わない仮想環境での実行も行えるようになっている。同じプログラムでバーチャルロボット、リアルロボット(実機)の両方を動かすことができ、開発者はより効率的にプログラミング作業を行えるようになっている。
ZMPが、二足歩行ロボット教材の最新モデルを発表 統合開発・実行環境Microsoft(R) Robotics Studioおよび双葉電子工業と共同開発の新アクチュエータを採用
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