英SlashDataは、第26回目となる「Developer Nation調査」の結果を、6月3日に発表した。
Developer Nation調査は、モバイル・デスクトップ・産業用IoT・家電・組み込み・サードパーティアプリエコシステム・クラウド・Web・ゲーム・AR/VR・機械学習の開発者やデータサイエンティストを対象に、プラットフォーム、テクノロジ、プログラミング言語、アプリとAPIのカテゴリ、収益モデル、セグメント、地域にわたる開発者の経験を調べている。
今回、その結果が発表された第26回Developer Nation調査では、世界の135か国から10000人を超える回答が寄せられた。
開発者に、機械学習/AIモデル、ツール、API、サービスをどのように使用しているかを尋ねたところ、何らかの形でAIを積極的に使用している開発者は71%に達している。開発者の59%が開発ワークフローでAIツールを使用しており、AIの用途では、チャットボットへのコーディングに関する質問(42%)がもっとも多かった。
使用しているプログラミング言語を尋ねた質問では、JavaScriptが最多となっており、JavaScriptのユーザーは過去12か月で400万人増加している。
そのほか同調査結果レポートでは、AI技術を扱う開発者の現状や、それが開発者のキャリアにどのような影響を与えるか、プロの開発者におけるAIを扱うことと現在の仕事での自己認識による昇進機会との相関関係、今後12か月以内に退職または転職を企図する可能性の高い開発者、現在関心が高まっているRustがどのように記録を破ろうとしているか、それぞれのプログラミング言語コミュニティの規模が時間とともにどのように変化したか、などを確認できる(レポートの確認には、別途ユーザー登録およびログインが必要)。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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