米GitHubは、エンタープライズ向けのソフトウェア開発用セルフホスト型プラットフォームであるGitHub Enterprise Serverの最新バージョンとなる「GitHub Enterprise Server 3.13」を、6月18日(現地時間)にリリースした。
GitHub Enterprise Server 3.13では、生産性を向上すべくUIがアップデートされており、必要なものを簡単に見つけ出せるようコード検索が改善されている。
あわせて、セキュリティレポートへのアクセス性が向上し、セキュリティメトリクスと傾向に関する洞察が明確になり、これまで以上に問題を事前に特定して対処しやすくなった。また、チームメンバが組織のセキュリティ維持における役割を理解できるようになっている。
さらに、移行ツールから一元化されたコミュニケーションハブまで、チームに必要なツールと情報を提供するための機能が追加された。
具体的には、組織全体でリポジトリを管理および分類する方法を大幅に強化し、整理とグループ化が容易になっている。また、Elasticsearchがこれまでのバージョン5からバージョン8へとアップグレードされ、より優れたパフォーマンスと改善されたセキュリティ体制を活用できるようになった。そのほか、企業および組織の監査ログイベントには、ユーザーに関連付けられたSAMLおよびSCIM IDデータが含まれるようになり、ハンドルを個人の企業IDに関連付けることが容易になっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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