米GoogleのFlutterおよびDart開発チームは、「I/O 2024 Connect」シリーズの最終イベントに合わせて、「Flutter 3.24」と「Dart 3.5」を8月6日（現地時間）に発表した。
Flutter 3.24では、Flutter SDKに直接統合された新たな低レベルグラフィックAPIであるFlutter GPU APIが、早期プレビューとして公開されている。同APIでは、カスタムラスタパイプラインを定義してGPUに直接ドローコールを送信でき、2Dキャンバスの代替や3Dシーングラフ、パーティクルシステムといった特殊なレンダラの作成を可能にする。
さらに、Swift Package Managerの早期サポートが導入され、Swiftパッケージエコシステムにアクセスできるようになったほか、Cupertinoウィジェットライブラリを最新化＆拡張する取り組みによって、Cupertinoにおける多くの問題を解決するとともに、不足していたウィジェットを追加するなど、iOSエコシステムへの対応が強化された。
ほかにも、Flutter macOSアプリにプラットフォームビューとWebビューのサポートを追加することによって、ネイティブmacOS UIコンポーネントをFlutterアプリへシームレスに統合することが可能になり、より完全で洗練されたUXを実現している。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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