livedoorは、タスク共有サイト「fixdap」をオープンした。
livedoorは、タスク共有サイト「fixdap」をオープンした。PCで利用できるメールがあれば無償で会員登録でき、登録後はケータイなどのモバイル機器からも閲覧が可能になる。
「fixdap」は、一般に「バグトラッキングシステム」(BTS)と呼ばれるものをWebサービス化したもの。BTSとは、アプリケーションやWebサイト構築の際、やらなければいけないタスクや発見されたバグなどをプロジェクト参加者が自由に登録し、担当を割り当てたり進捗管理を行ったりするシステムのことで、プロジェクトが抱えている問題や、報告されたバグの対応状況などを一覧できるため、多くのアプリケーション開発で利用されている。
「fixdap」では、その用途をバグ管理に限らず全般的なタスク管理として使うことを提言。例えば同窓会やオフ会などのイベント進捗管理や、個人的な趣味のタスク管理などに使うこともできる。
機能
利用にあたってはユーザー登録をする必要がある。ユーザー登録後は自由にプロジェクトを立ち上げることができ、プロジェクトは、
- 全体に公開
- 管理者が許可した人だけ参加可能(ただし外部から閲覧可能)
- 管理者が許可した人だけ参加可能(外部から閲覧付加)
といった制限を設けることが可能になっている。プロジェクトを立ち上げたら、今度はタスクを登録していき、以降、このタスクのステータスを変えたり、コメントやファイルを添付したりしながら完了を目指していくことになる。タスクが編集されると関係者にメールが送信される仕組みになっている。
また、ユーザーは他のプロジェクトに参加することが可能となっており、複数のプロジェクトを掛け持つこともできる。おもしろそうなプロジェクトを見つけたらどんどん参加してみるのも楽しいかもしれない。
このサービスはlivedoorの社内公募から事業化した第1弾のサービスだという。今後は利用者のフィードバックを受けながら、海外展開や企業向け販売などを行っていきたいとしている。
【関連リンク】
・タスク共有ツールの決定版 - fixdap
・fixdap 開発日誌:タスク共有ツール「fixdap」を公開いたしました - fixdap 開発日誌
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