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日本の開発者やエンジニア、7割がセキュリティを重視するも6割がOS安全認証の取得に課題

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 BlackBerry Japanは、急速なイノベーションと安全性・セキュリティのバランスを取る上で、ソフトウェアエンジニアや開発者が直面するプレッシャーが高まっていることを示すグローバル調査の結果を、10月1日に発表した。同調査は、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域の組込ソフトウェア開発者およびエンジニア1000名を対象に、7月〜9月の期間に行われている。

 調査結果によれば、日本における調査対象者の71%がセキュリティを「最優先事項」または「優先度が高い」事項であると答えており、75%がリアルタイムパフォーマンスを「きわめて重要」または「かなり重要」と評価し、高性能なリアルタイムOSへの需要が特に高いことが明らかになった。

 グローバルでのセキュリティ侵害率は、独自OSユーザーが40%、オープンソースOSユーザーが46%だったが、日本ではこの差がさらに顕著となり、独自OSユーザーのセキュリティ侵害率が16.7%だったのに対して、オープンソースOSユーザーでは30.6%に達している。

 あわせて、日本における調査対象者の58%がOS安全認証の取得に課題を抱えており、とりわけ医療機器産業(70%)とロボティクス産業(69%)ではより顕著となった。また、24%がOSの開発、認証、テストによってプロジェクトの納期に遅れが発生したと回答しており、平均1.4か月の市場投入の遅れが生じているという。

 さらに、日本における調査対象者の58%が、納期とコストの圧力によって安全面での妥協を強いられており、グローバル平均(75%)よりは低いものの、依然として懸念すべき高い数字を示した。また、日本では安全認証の取得に平均8300万円の企業リソースが必要とされており、多くの企業にとって大きな負担となっている。

 そのほか、グローバルでは72%がセキュリティの脆弱性によってプロジェクトのタイムラインに遅延がもたらされたと回答しており、73%がOSのセキュリティを優先していると答えた。また、34%がOS関連の問題で納期を逃したと回答している。

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