米Rust Foundationは、プログラミング言語「Rust」の最新安定版となる「バージョン1.82.0」を10月17日(現地時間)に公開した。Rustは、Apache License 2.0とMITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。
「Rust 1.82.0」ではまず、Apple Siliconで動作するmacOS(aarch64-apple-darwin)が、最上位の「Tier 1」ターゲットとなった。Rust Foundationは、Tier 1ターゲットの各環境に向けてコンパイルしたプログラムは動作することを保証している。
さらに、Apple Siliconで動作するmacOSの上で、iOSアプリケーションを稼働させる環境である「Mac Catalyst」(aarch64-apple-ios-macabi)をTier 2ターゲットとした。Rust Foundationは、Tier 2ターゲットの各環境に向けたプログラムをコンパイルしたときに、コンパイルが完了することを保証している。
また、パッケージのバージョンやライセンスなどの各種情報を表示させる「cargo info」コマンドを追加するなど、いくつかの新機能が加わっているほか、71種類のAPIが新たに安定化した。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です