MatrixFlowは、同社の提供しているノーコードAIツール「MatrixFlow」において、「RAG(Retrieval-Augmented Generation)」機能および「プロンプト管理」機能の新規リリースを、11月15日に発表した。
RAG機能は、AIが回答を生成する際に外部データベースから情報を参照して、その情報に基づいて回答を生成する技術であり、従来の生成AIが抱える「ハルシネーション問題」(AIが事実でない情報を生成してしまう問題)を大幅に軽減し、より正確で信頼性の高い回答の提供を可能にする。同機能はとりわけ、社内ナレッジ活用や顧客サポートでの活用が期待される。
プロンプト管理機能は、企業内で使用するプロンプトを一元管理することで、それぞれの部門やチームが必要な情報へ直ちにアクセスできるようにする。プロンプトの履歴やバージョン管理を通じて、組織内のプロンプトの再利用性を高め、AI回答の一貫性と効率性の確保が可能になる。
RAG機能やプロンプト管理機能を使用することによって、zip形式で圧縮してアップロードするだけで、QA履歴やマニュアルなどを追加や変更でき、追加料金なしで需要予測などの予測AIを使えるようになるとともに、「MatrixFlow」のきめ細かいサポートを受けられる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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