CentOS Projectは、12月12日、「CentOS Stream 10 "Coughlan"」の一般提供を開始した。
CentOS Streamとは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のエンジニアによって構築されたLinuxディストリビューションで、RHELのマイナーバージョンが作成されるメジャーバージョンのブランチとして使用される。
この最新バージョンである「CentOS Stream 10 "Coughlan"」は、Linuxカーネル 6.12 LTSを搭載。Redisの代替としてValkey(v7.2)が導入され、XOrg Server のサポートが廃止され、X11向けXwaylandにおいてWaylandがデフォルトのディスプレイスタックとして使用される。
また、DNF 4.20とRPM 4.19がデフォルトのパッケージ管理システムとして使用されており、Python 3.12、Rust 1.82、Ruby 3.3、Go 1.23、Node.js 22などの新しいコンポーネントが含まれている。
CentOS Stream 10 "Coughlan"のライフサイクルは5年で、2030年まで保守される予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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