米Codeiumは、同社の開発・提供しているAI搭載コードエディタWindsurfの新バージョンとなる、「Windsurf Wave 2」を1月17日(現地時間)にリリースした。
今回、リリースされたWave 2では、WindsurfとAIエージェントであるCascadeが、SaaSおよびハイブリッド展開サービスにおいて、エンタープライズ対応となっている。
あわせて、CascadeがWeb検索に対応し、エンタープライズプラットフォームにおける最新のAPIドキュメントや、オープンソースプロジェクトの変更ログなどの取得が可能になり、Webページの解析および推論によって最新の情報に基づいてコード作成を支援できるようになった。
さらに、Cascadeが作業の進め方のパターンを自動的に把握して、後から確認や編集が可能なメモリバンクへ保存できるようになり、Cascadeを使用すればするほどユーザーに合わせて自動でカスタマイズされるようになっている。
ほかにも、ターミナルコマンドを実行する際に、基盤となるIDEターミナルシェルを用いたコマンド実行が可能になり、venvなどのコマンドが期待通りに動作するようになった。また、devcontainer拡張機能も大きく改善されるなど、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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