Firebaseチームは、AI機能を備えたアプリを構築するフレームワーク「Genkit1.0」がNode.js向けに正式リリースしたことを発表した。
Genkitは、AIを活用したアプリケーションや機能を構築するためのフレームワーク。Node.jsとGo向けのオープンソースライブラリに加え、テストとデバッグ用の開発ツールも提供されている。
昨年5月からベータ版が提供されていたが、今回Node.js向けに正式にリリースとなった。現在、Go環境ではアルファ版。
ブログポストでは、開発者がGenkitを使うことで「AIエージェント、AI自動化、AI機能をアプリケーションに直接統合できる」と説明されている。
例えば、「統合生成API」によって、任意のプロバイダーのモデルを使用してコンテンツを生成できる。Genkitは、GoogleのGeminiモデル、Vertex AIのImagenモデルやAnthropicモデル、および OpenAIやGitHubといったコミュニティプラグイン経由のその他のモデルをサポートしている。
また、モデルがカスタム関数を自動的に呼び出して複雑なタスクを完了できるようにし、高度なエージェント機能を実装できる。
さらに、テスト・デバッグツールが組み込まれた開発者ツールスイートによって、すばやいテストや正確なエラーの特定が可能になり、AI開発が効率化される。
Genkitを利用するには、スタートガイドを参照。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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