オープンソースのWebアプリケーション/Webサイトフレームワークである「Nuxt」の開発チームは、最新バージョンとなる「Nuxt 3.16」を3月7日(現地時間)にリリースした。
Nuxt 3.16では新たに、Nuxtプロジェクトを開始するためのツールであるcreate-nuxtが追加されている。また、unheadエンジンがバージョンv2へアップグレードされ、非推奨を削除することでコンテキストの動作を改善した。
あわせて、Devtoolsがv2へアップグレードされ、カスタムエディタの選択、解決済みの設定を検査するためのDiscovery.jsが追加されるとともに、スキーマジェネレータが復活している。
さらに、モジュール解決の劇的な高速化、よりスマートなモジュール解決パスの導入による効率性の向上、重複したNitroエイリアス解決の排除によるファイル処理の効率化などが行われ、さらなるパフォーマンス改善を実現した。
ほかにも、コンポーネントがハイドレーションするタイミングの正確な制御を可能にし、初回ロードのパフォーマンス向上やインタラクティブになるまでの時間を早める遅延/レイジーハイドレーションのネイティブサポートが追加されるとともに、ページをスキャンするファイルの微調整が可能になり、プロジェクト構造をより細かく制御できるようになるなど、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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