米Microsoftは、新たなWindows用のコマンドライン向けテキストエディタ「Edit」を、5月19日(現地時間)にGitHubにてオープンソースで公開した。「Edit」は、今後数か月以内にWindows Insider Programにてプレビュー版として公開される予定で、その後はWindows 11の一部として出荷される予定となっている。
Editは、コマンドラインにてeditまたはedit <your-file-name>を実行して起動する。コマンドライン向けの設計なので、コンテキストを切り替えることなく、コマンドラインから直接ファイルを編集可能となっている。
まだ開発の初期段階ながら、すぐに使える機能をいくつか備えており、250KB未満と軽量なので、Windows 11イメージ内でも小さなフットプリントで動作する。
テキストユーザーインターフェース(TUI)を備えたモードレスエディタであり、Editのすべてのメニューオプションにはキー操作が割り当てられている。
ほかにも、複数のファイルを開いて「Ctrl」+「P」または画面右下のファイルリストをクリックしてファイルを切り替えられ、「Ctrl」+「R」かTUIメニューの「Edit」→「Replace」から検索/置換ができる。また、単語の折り返しをサポートしており、「Alt」+「Z」またはTUIメニューの「View」→「Word Wrap」から折り返しのオン/オフを切り替えられる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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