LegalOn Technologiesは2025年7月4日、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」において、ソフトウェア開発委託基本契約に対応した契約リスクチェック機能を追加したことを発表した。これにより、請負契約、準委任契約、混合型契約のいずれにも対応した契約書レビューが可能となり、審査に必要な労力を軽減する。
「ソフトウェア開発委託基本契約」は、委託者がソフトウェア開発を受託者に継続的に委託し、対価を支払う契約形態であり、その法的性質や条件が多岐にわたるため、高度な専門性が求められてきた。
本サービスでは、請負、準委任、請負と準委任の混合の3種類に加え、知的財産権に関わる条項のみをチェックする知財条項の立場を用意している。また、それぞれの類型で、委託側・受託側としてチェックが可能となる。
具体的には、仕事の完成義務や契約不適合責任といった主要条項について、記載がない場合や、明確に規定されていない場合にはアラートが出る仕様になっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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