GitHubは1月15日(現地時間)、GitHub Copilot向けにエージェント横断メモリシステムのパブリックプレビューを開始した。現時点ではCopilotコーディングエージェント、Copilot CLI、Copilotコードレビューの有料プラン向けに提供され、今後他のエージェントにも拡大予定だ。この新システムはデフォルトで無効化されており、利用者が設定から明示的に有効化する必要がある。
エージェント横断メモリは、各エージェントが開発者のリポジトリやワークフロー内で得た知識を他のエージェントと共有・蓄積し、継続的な学習を促進するものだ。例えば、コードレビューエージェントがAPIバージョン同期の方針を学習すれば、後にコーディングエージェントもその知識を活用し、複数箇所の更新を自動化できる。
記録されたメモリは特定のコード位置への引用情報付きで保存され、各タスクでエージェントが事前に現状と齟齬がないかリアルタイムで検証する。これにより古くなった情報や誤情報の利用を抑えることができる。また、メモリの範囲はリポジトリ単位で厳密に制御され、プライバシーとセキュリティも確保されている。
検証では、プルリクエストのマージ率やレビューコメントの評価が改善したとの結果が報告されている。今後はより多くのワークフローやエージェントへの対応、メモリ生成や優先順位付けなどの最適化も進める計画だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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