Replitは1月20日(現地時間)、エージェント型コーディングシステムの信頼性を向上させるため、新たな制御手法「Decision-Time Guidance」を導入したと発表した。
従来、AIエージェントには作業の最初に指示や制約をまとめて与える「静的プロンプト」が主流だったが、長時間の複雑な処理ではモデルの失敗が重なったり、指示の曖昧性から意図しない動作が増加する課題があった。
同社が開発したDecision-Time Guidanceは、エージェントが作業の各決定点で必要なタイミング・内容のみ短い指示を動的に挿入するアプローチだ。これにより、不具合やループ状の失敗動作をリアルタイムで検知し、過去の作業履歴やエラーなどをもとに人間の介入なしで最適なガイダンスを提供できる。仕組みとしては軽量な分類器を使い、表示すべき指示を都度選別し注入するため、コストや文脈の肥大化を抑える効果もある。
この結果、作業完了までの品質や一貫性を維持しつつ、コストは従来の動的プロンプト変更と比較して約90%削減できたと発表している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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