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Developers Summit 2026 セッションレポート(AD)

最高ではなく最適を目指す! アリババクラウドで実現する柔軟・低コストなAI開発

【20-A-2】AI開発を進化させるオープンソースLLM活用法 ~Qwen・Wanとアリババクラウドで実現する、高速・低コストな開発環境の全貌~

 AI開発には技術選定、開発環境などさまざまなハードルがある。自社の要件に合わせて最適なモデルやインフラを選ぶことが重要だが、市場にはどのような選択肢があるのか。アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社の藤川裕一氏は、アリババクラウドはAI選定に求められる「3つの最適化」を実現すると説明する。QwenをはじめとするオープンソースLLMとAIインフラを提供し、生成AIの活用を支援しているアリババクラウド。生成AI開発におけるオープンソースLLM活用と高速・低コストな開発環境について解説した。

AIの選定で重要なのは性能の高さではない

アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社 ソリューションアーキテクト 藤川 裕一氏
アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社 ソリューションアーキテクト 藤川 裕一氏

 「AIサービスを作ったが使ってもらえずに頓挫してしまった」といった経験はないだろうか。藤川氏は、AI活用には「期待と現実のギャップがある」と指摘し、よくある失敗パターンを説明。一言で言えば「ROIの不透明さ」、コストに対するリターンが不明であることが失敗の要因だという。

 多くのAI開発の場合、ビジネス要件の精査が不十分で何ができたら正解なのかわからないままプロジェクトがスタートする。要件があいまいなため、とりあえず最新のAIモデルを導入するのだが、結果的に「コストが高い」という理由で中止になる。

 しかし、AIの選定で重要なのは性能の高さではない。藤川氏は「これからは実務最適化の時代が来ます。『最高』よりも『最適』が重要」と指摘する。

実務最適化の時代に必要なのは「最高」ではなく「最適」
実務最適化の時代に必要なのは「最高」ではなく「最適」

 その際、AI選定の基準で大事になるのは、次の3点だと説明した。

  • 精度の最適化:ビジネス要件を満たすこと(過度な精度は不要)
  • コストの最適化:長期運用を見据えたプロダクト実現性のあるコスト感
  • 運用の最適化:セキュリティ、国内のコンプライアンスなどの業務要件に対応していること

 こういった潮流に対して、アリババクラウドは、3つのAI戦略を持つ。「精度十分なオープン×多様なAIモデル」「利用効率の良いAIインフラ」「業界独自の要件を満たすAIソリューション」の3つだ。この戦略によって、アリババクラウドはAI選定に求められる最適化を実現し、生成AIの活用を支援する。

 藤川氏は、それぞれの戦略を詳しく説明した。

次のページ
オープン×多様なAIモデル「Qwen」と「Wan」

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この記事の著者

岡田 果子(オカダ カコ)

 IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

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山出 高士(ヤマデ タカシ)

雑誌や広告写真で活動。東京書籍刊「くらべるシリーズ」でも写真を担当。

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提供:アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社

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