データベース方面の変更点
今回のサンプルコードでは、Rails 2.0がアプリケーション開発のユーザーサイドにもたらす変更にのみ焦点を当てています。モデルやデータベースマッピングにはまったく触れず、Flickr ServiceのリモートAPI呼び出しを優先させました。しかし、新しいバージョンのRailsでは、そのバックエンドや、人気のあるActiveRecordパーシステンス層に対する一連の変更も行われています。これらの変更は本稿の対象外ですが、最も重要な変更点をここで簡単に説明します。
- 移行の簡便化 ― データベースの移行を定義する構文が読みやすく、書きやすくなりました。
- 便利なフィクスチャ ― テストフィクスチャが簡素化され、以前のようにレコードIDではなく、名前によって自分自身を参照できるようになりました。
- ActiveResource ― リモートサイトがRESTfulなAPIを使ってリソースを公開している場合は、ActiveResourceクラスを拡張してそのリモートサイトを参照するsite属性を宣言するだけで(ActiveRecordモデルと同じ機能を持つ)完全に動作するモデルを作成できるようになりました。本稿で説明したように、Rails 2.0はRESTと完全な互換性があるので、Railsの複数のリモートサイトを1つの分散化モデルに接続するのは簡単なことです(ActiveResourceの詳細を示すスクリーンキャストについては、ここをクリックしてください)。
まとめ
本稿では、Rails 2.0がWeb開発の世界にもたらした変化を説明しました。主にユーザーサイドの面を中心に、RESTの完全なサポートと、パフォーマンスの向上を確認しました。また、Railsのバックエンドに加えられた変更点についても簡単に説明しました。
また、Rails 2.0には、ruby-debugライブラリの統合によるデバッグ機能の改善、JSONサポートの向上、RSSフィード用ビルダの改良、ルートの名前空間化、HTTP Basic認証のサポート、セキュリティの向上などの小さな機能も導入されています。
これらの機能の詳細については、下記の「関連資料」のリンクを参照してください。また、RailTrackrとそのソースコードも使ってみましょう。定期的に更新していますのでbattlehorse.netのチェックもお忘れなく。
関連資料
- Real-Life Rails: Develop with NetBeans, Deploy on Linux
- iPhone Web Development with Ruby on Rails
- Ruby Home Page
- Fast-track Your Web Apps with 'Ruby on Rails'
- www.ruby-doc.org: Ruby Course
- Ruby on Rails Home Page
- Ride the Web Application Express with Ruby on Rails
- The Road to Ruby
- A Java Developer's Guide to Ruby
- Five Essentials For Your Ruby Toolbox
- Ruby for C# Geeks
- The Road to Ruby from C++
- 10 Minutes to Your First Ruby Application
- Ruby Developers Get Productive with NetBeans' Ruby Pack
- DevX: Web Development Zone
- DevX: Open Source Zone
