IBMは4日、オフィススイート「Lotus Symphony」の正式版1.2と、初のMac向けバージョンのベータ版を公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
IBMは4日、オフィススイート「Lotus Symphony」の正式版1.2をリリースした。日本語にも対応しており、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
Lotus Symphonyは、ファイルフォーマットとしてOpen Document Format(ODF)をサポートするオフィススイート。ワープロソフト「Lotus Symphony Documents」、プレゼンテーションソフト「Lotus Symphony Presentations」、表計算ソフト「Lotus Symphony Spreadsheets」の3製品が含まれている。IBMや有志の開発者が作成したプラグインも無料で公開されており、好みに合わせて機能を拡張することができる。
今回のバージョン1.2では、.odsファイルと.xlsファイルの読み込み速度などのパフォーマンス向上のほか、ローカル文書へのハイパーリンク作成がすべてのエディタで可能になるなど、ユーザビリティの改善も図られている。また、Presentationsでトリミング機能が正常に動作しないといったバグも修正された。
対応OSは、今までのWindows/Suse Linux/Redhat Linuxに加え、新たにMac OS X 10.5(Intel版)のサポートを開始する。まだベータ版としてのリリースのため、「Mail Merge」「DataPilot」「Programmability Toolkit」が含まれず英語版のみの提供となっている。
【関連リンク】
・Lotus Symphony
・Lotus Symphony リリース・ノート
・Lotus Symphony Release Notes for Mac Beta
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-