オープンソースソフトウェアのコミュニティによる総合展示会「オープンソースカンファレンス(OSC)2009 Tokyo/Spring」が、2月20、21日の2日間にわたり日本電子専門学校7号館(東京都新宿区)を会場に開催されている。
オープンソースソフトウェアのコミュニティによる総合展示会「オープンソースカンファレンス(OSC)2009 Tokyo/Spring」が、2月20、21日の2日間にわたり日本電子専門学校7号館(東京都新宿区)を会場に開催されている。2004年秋にはじまり東京では10回目となる今回は、80近いコミュニティ・団体・地方自治体などが参加し、最大9トラックで85のセッションが企画され、例年通り1,000 人以上の参加が見込まれる。
20日には、Ruby開発者まつもとゆきひろ氏が、会場となっている日本電子専門学校の生徒に特別講義を行うなど45のセッションが行われた。なかでも、オープンソースPBX「Asterisk」を利用して庁内IP電話網を自力で構築した、秋田県大館市の中村芳樹氏(産業部商工課商業労政係主事)による「Asteriskでここまで出来る!秋田県大館市のIP電話導入事例紹介」と題したセッションが話題を集め、朝一番にもかかわらず、あいにくの雨模様の中を立ち見も溢れるほどの盛況となり、スーツを着用した参加者の姿も目立った。
21日には、いまブームとなっている「勉強会」コミュニティが大集合するライトニングトーク大会や、株式会社はてな執行役員田中慎司氏による「はてなでの仮想化技術のあれこれ」、jus研究会東京大会「WebサービスIPv6化をめぐる問題点」、恒例のプレゼント大会や懇親会など、硬軟取り混ぜたセッションが用意されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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